2016〜2026年の金価格を数字で振り返る

更新日 2026年11月1日 · 約4分で読めます

2016年10月、金は1オンス約1,320ドルでした。2026年1月には5,598ドルに届きました。ゲームのチャートはこの10年間から出題されます。グラフ1つと表でその10年を振り返ります。

10年間をひと目で

金価格(週足の終値)

XAU/USD、2016年10月〜2026年8月

$1,000$2,000$3,000$4,000$5,000$6,00020182020202220242026週足終値の最高 2026-02-27: $5,277.42
ゲームで使っているデータの週ごとの終値です。チャートにカーソルを合わせるか、タップすると数値が見られます。

データの中でいちばん安かったのは2016年12月の1,122.86ドル、いちばん高かったのは2026年1月29日の取引日の5,598.26ドルで、5倍近い差があります。上昇の大部分は後半に集中しています。2023年末は2,062.73ドルでしたが、2025年3月に3,000ドル、10月に4,000ドルを超え、2025年末は4,318.38ドルで終わりました。

1年ごとの動き

1年ごとの金価格
年始値高値安値終値前年比1日の平均値幅価格比
2016 (10/3〜)$1,318.57$1,337.50$1,122.86$1,151.44−12.7%$16.71.36%
2017$1,150.76$1,357.61$1,146.18$1,302.86+13.2%$12.51.00%
2018$1,303.18$1,366.12$1,160.27$1,282.55−1.6%$12.30.97%
2019$1,282.55$1,557.11$1,266.32$1,517.46+18.3%$15.51.10%
2020$1,519.18$2,075.36$1,451.32$1,898.42+25.1%$30.71.74%
2021$1,905.18$1,959.43$1,673.10$1,829.50−3.6%$23.91.33%
2022$1,828.60$2,070.36$1,614.71$1,823.02−0.4%$25.71.42%
2023$1,826.84$2,145.14$1,804.59$2,062.73+13.1%$23.41.20%
2024$2,062.60$2,790.00$1,984.09$2,624.16+27.2%$33.11.38%
2025$2,625.10$4,549.72$2,614.36$4,318.38+64.6%$60.81.73%
2026 (〜9/1)$4,325.80$5,598.26$3,942.06$4,328.14+0.2%$128.52.78%
前年比は前年の終値との比較です(2016年と2026年は途中まで)。1日の平均値幅は、各取引日の高値と安値の差の平均です。
  • 2017〜2019年は落ち着いた相場でした。1日の値幅は12〜16ドル、価格の1%ほどです。
  • 2020年はコロナ禍の年です。年間で25.1%上がり、8月に2,075.36ドルの最高値をつけ、1日の平均値幅も1.74%に跳ね上がりました。
  • 2021〜2022年はほぼ横ばいでした。2022年3月に2,070ドルまで上げたあと、金利の上昇とともに9月には1,614.71ドルまで下げています。
  • 2023年は13.1%上がり、12月に最高値を更新しました。
  • 2024年は27.2%上がり、最高値を何度も更新して2,790ドルに達しました。
  • 2025年は+64.6%で、データの中でいちばん大きく上がった年です。1日の平均値幅もドルで見ると2024年のほぼ2倍、60.80ドルになりました。
  • 2026年(9月1日まで)は、5,598.26ドルの最高値で始まり、そのあとデータの中で最大の1日の下落がありました。期間中の安値は6月末の3,942.06ドルです。9月1日には4,328.14ドルと、年初とほぼ同じ水準に戻っています。1日の平均値幅は128.50ドル(2.78%)で、どの年よりも広くなりました。

値動きが大きかった10日

データの中で動きが大きかった10日
取引日前日比終値1日の値幅主な出来事
2026-01-30−9.00%$4,895.6414.28%次期FRB議長にケビン・ウォーシュ氏の指名が発表
2026-02-03+6.16%$4,947.127.03%
2020-08-11−5.70%$1,911.806.34%2020年の最高値の数日後に急落
2025-10-21−5.31%$4,124.356.82%最高値の翌日に急落
2020-03-24+5.00%$1,630.975.21%FRBの無制限の量的緩和の発表後に反発
2026-02-02−4.81%$4,660.2010.01%
2026-01-28+4.54%$5,415.145.06%
2020-11-09−4.52%$1,862.955.88%新型コロナワクチンの初の治験結果
2026-03-03−4.45%$5,084.867.22%
2025-12-29−4.43%$4,331.485.48%
前日比は、ニューヨーク17時で区切った取引日の終値どうしの比較です。

2016年以降で値動きが大きかった10日のうち、7日が2025年10月から2026年8月に集中しています。2026年1月30日は前日比9.0%安で、その日の高値と安値の差は14.3%もありました。大きな動きは続けて起こりやすいのも特徴です。10日のうち4日は2026年1月28日から2月3日までの1週間に、3日は2020年に入っています。

練習にどう関係するか

ドルで見た値幅の物差しが変わりました。 2017年は1日に12.50ドルほどの動きでしたが、直近12か月では約112ドルです。昔は10ドル動けば大きな日でしたが、今は1時間の中のよくある揺れにすぎません。ゲームのTP・SLが、決まったドル幅ではなく、最近の値動きの大きさを表すATRで決まるのはこのためです。

価格が違っても、形はくり返します。 日付を隠すと、2018年のチャートも2026年のチャートも、トレンド・押し目・レンジという同じ形に見えます。設定で回答前の価格も隠すと、価格の水準にとらわれずに、チャートの形そのものを読む練習になります。

荒れた時期も出題に含まれます。 出題はこの10年全体からなので、2017年の小さなレンジにも、2026年の激しい値動きにも当たります。短い時間足が荒れすぎると感じたら、4時間足を試してみてください。

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